山道・峠

峠は古来、村境を越える者を試す結界であった。修験道の行場、行き倒れの旅人、街道筋を彩った辻斬りや山賊の血が、杉木立の闇に折り重なる。山姥や天狗の伝承は、迷えば二度と戻れぬ山の不可知に対する、先人の畏れの結晶である。

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都道府県別の山道・峠スポット

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己斐峠
山道・峠·広島県 広島市西区

己斐峠

五日市ICから広島市中心部へ抜ける見通しの悪い峠道。悲劇的な出来事・事故・土砂崩れによる死亡事故など数多くの事件が発生した場所で、7体の地蔵尊が祀られている。夜間は車のミラーに霊が映るという報告が多い。

嘉麻峠
山道・峠·福岡県 嘉麻市

嘉麻峠

福岡県と大分県を結ぶ峠道。過去に多数の交通事故が発生した事故多発地帯で、事故で命を落とした人々の霊が道路に出没するとされる。深夜に通ると車のバックミラーに人影が映るという報告が続く。

神居古潭
山道・峠·北海道 旭川市

神居古潭

旭川市の郊外、石狩川が深く切り込んだ峡谷に、「神居古潭(カムイコタン)」と呼ばれる場所がある。アイヌの言葉で「神の住む場所」を意味するこの名は、しかしあなたが想像するような穏やかな響きではない。古くからアイヌの人々はこの地を、悪しき神の宿る恐ろしい土地として畏れていた。 激しい流れに飲まれて命を落とした者は数えきれず、その魂が川面の渦に揺れているとも語られてきた。かつての国鉄函館本線が走っていた時代に掘られたいくつものトンネルは、いまも廃線跡として残り、闇の中で息を潜めているかのようだ。 訪れた人の中には、トンネルの奥から人の声を聞いたという者、川岸でずぶ濡れの誰かに見つめられたという者がいる。深夜にこの峡谷を通りかかれば、あなたの後ろにも、川の声に紛れた何かが寄り添うかもしれない。

豊平峡ダム周辺
山道・峠·北海道 札幌市南区

豊平峡ダム周辺

札幌市南区、定山渓温泉のさらに奥に進むと、豊平川の流れを堰き止める豊平峡ダムが現れる。深い渓谷を見下ろすこの場所は、紅葉の名所として知られる一方で、別の顔も持っている。 ダム下流の渓谷には「花魁淵」と呼ばれる深い淵があり、その名の由来は古い言い伝えに残されている。かつて遊郭から逃げ出した花魁が、この淵に身を沈めたとも語られ、以来この谷では悲しい出来事が幾度も重ねられてきた。 あなたが夜の渓谷を訪れれば、淵の水面から白い手が伸びてくる、女性の啜り泣きが谷間に響く、車のヘッドライトに濡れた女性が映り込む——そうした証言が観光客やドライバーから報告されている。 水音と森のざわめきだけが響くこの峡谷で、あなたが感じる冷気は、季節のせいだけではないかもしれない。

大江山
山道・峠·京都府 福知山市

大江山

酒呑童子をはじめとする鬼が住んでいたとされる伝説の山。山中では鬼の気配がする・不思議な声が聞こえるという体験談が古来から語られ、現在も鬼の霊が宿ると信じられている。

能勢妙見山
山道・峠·大阪府 豊能郡能勢町

能勢妙見山

大阪府と兵庫県にまたがる霊山。古来より霊峰として知られ、登山道で人影を見た・山頂付近で奇妙な声が聞こえるなどの報告がある。夜間の山道では特に不思議な体験をしたという登山者の証言が多い。

首塚大明神老ノ坂峠
山道・峠·京都府 亀岡市

首塚大明神老ノ坂峠

酒呑童子の首が埋葬されているとされる社。老ノ坂峠の旧道沿いにあり、京都最強の魔界スポットと言われる。祠の前を通る車はエンジンが止まる・光が見えるなどの怪異が報告される。

鹿野山
山道・峠·千葉県 君津市

鹿野山

マザー牧場近くの鹿野山周辺は深夜の事故が多発する心霊スポット。山道で白い人影が道路に飛び出す・車のボンネットに手形がつく・ドライブ中に突然エンジンが止まるという怪異体験が多数報告されている。

養老渓谷粟又の滝
山道・峠·千葉県 夷隅郡大多喜町

養老渓谷粟又の滝

紅葉の名所として有名な渓谷だが水難事故が多発する。過去の水難事故犠牲者の霊が滝壺付近に現れるとされ、深夜に滝の音に混じって人の叫び声が聞こえる・霧の中に人影が浮かぶという目撃情報がある。

暗峠
山道・峠·大阪府 東大阪市

暗峠

大阪府と奈良県を結ぶ国道308号線の難所。古くから旅人が命を落とした峠道で、お経が聞こえる・白い人影が立っているなどの怪談がある。急勾配と暗闇で昼間も不気味な雰囲気が漂い、古来より異界の入口と呼ばれてきた。

定峰峠
山道・峠·埼玉県 秩父郡小鹿野町

定峰峠

奥武蔵の山中にある峠道で交通事故が多発する心霊スポット。女性の霊が峠に立ち車に乗り込んでくるという噂が有名。峠付近の茶屋跡周辺で人魂のような光が目撃されるという報告も多数残る。

鳩ノ巣渓谷
山道・峠·東京都 西多摩郡奥多摩町

鳩ノ巣渓谷

奥多摩の深い渓谷で水難事故が多発する景勝地。夏季に毎年溺死事故が起き、犠牲者の霊が岩場に座る姿が目撃される。「川に引き込まれそうになった」という体験談が多い。