和歌山県の心霊スポット

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黒潮洗う紀伊半島を擁する和歌山県は、修験と熊野信仰の総本山である。空海が開いた高野山奥之院に立ち並ぶ二十万基を超える墓石群、白浜の断崖絶壁に口を開ける三段壁洞窟、千年の参詣道・紀州熊野古道——蘇りの地と呼ばれる熊野三山は、生者が死者と出会う霊場であり、入水往生の舞台でもあった。海と山に閉ざされた紀伊の闇は、今も濃く深い。

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有名心霊橋「水谷橋」
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有名心霊橋「水谷橋」

和歌山県田辺市の水谷橋は、1923年に起きた大規模な橋崩落事故で多数の死傷者が出たことから、事故被害者の霊が今も橋に留まるとして地域に広く知られる心霊スポットである。橋の上では事故当時の悲鳴や呻き声が聞こえたり、白い霊が橋の上を歩いているという目撃証言が絶えず、夜間に橋を渡ると次の日に不運が訪れるという言い伝えも根強く残っている。

田辺市
三段壁洞窟
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三段壁洞窟

和歌山県西牟婁郡白浜町の海岸に、三段壁(さんだんべき)と呼ばれる海食崖がある。長さ約2キロメートル、高さ約60メートルにわたり、太平洋に面して垂直に切り立つ柱状節理の大岩壁である。和歌山県の代表的な景勝地のひとつで、国の名勝に指定されている。 地質的には、田辺層群と呼ばれる新第三紀の堆積岩層が、長い時間をかけて海食と隆起を繰り返した結果形成された地形である。柱状節理の発達した岩肌が、波濤に侵食されて垂直の岩壁となった。 三段壁の地下36メートルには、海蝕によって長い時間をかけて削り出された洞窟がある。この洞窟は1972年(昭和47年)から観光地として整備され、エレベーターで地下まで降りて見学できる「三段壁洞窟」として一般公開されている。 洞窟内には、平安時代末期の源平合戦の際、源氏方に味方した熊野水軍が舟を隠した場所だという伝承が残る。熊野水軍は、湛増(たんぞう)を率いる集団として知られ、和歌山県田辺市の闘鶏神社で紅白の鶏を闘わせて神意を占い、白い鶏(源氏方)が勝利したことから源氏に味方を決めた、と『平家物語』にも記されている。 源平合戦の決戦地となった壇ノ浦の戦い(元暦2年・1185年3月)に、熊野水軍は源義経の指揮下で参戦し、源氏方の勝利に貢献した。三段壁洞窟は、熊野水軍の本拠地や舟隠し場のひとつとして、地元の伝承の中で位置づけられている。 洞窟内部には、当時の伝承を再現するパネル展示と、熊野水軍を祀る祠が設置されている。観光地としての整備が進む一方、地質学・地形学的にも貴重な海食洞窟として、和歌山県教育委員会の自然遺産調査の対象となっている。 白浜町と和歌山県は、三段壁周辺の遊歩道整備と展望デッキの維持を続けている。三段壁の崖の上には自殺防止のために「いのちの電話」連絡先を記した案内板と、福祉・心理相談の窓口情報が掲示されている。観光地として安全に楽しめる環境を維持するための取り組みが地元社会と関係機関の連携で継続されている。 アクセスは白浜温泉から徒歩約20分、JR白浜駅から路線バスで約15分。三段壁観光は朝から夕方まで通年で見学可能、悪天候時は遊歩道が一部閉鎖される。

白浜町
生石高原
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生石高原

和歌山県有田川町にある標高870mの生石高原は、秋のススキが黄金色に輝く名所として知られているが、霧が発生した際の光景は一変して迷宮のような不気味さを帯びる。高原を覆う濃霧の中で方角を失った体験者は数知れず、霧の中を何時間も歩き続けたはずなのに同じ場所に戻ってきてしまうという「神隠し」のような体験談が報告されている。霧の中で声をかけてくる人物に案内されて歩いていくと、気づけば断崖の縁に立っていたという恐怖体験を証言した訪問者もおり、案内した人物を確認しようとした時にはすでに誰もいなかったという。

有田川町
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旧由良要塞

和歌山県由良町に残る旧由良要塞は、明治時代に紀淡海峡の防備のために建設された砲台跡だ。日清・日露戦争から太平洋戦争終結まで使用され続けたこの要塞には、任務中に命を落とした多くの兵士たちの歴史が刻まれている。現在は廃墟となっているが、砲台跡のトンネルや弾薬庫の遺構が山肌に残されており、それらの中に兵士たちの霊が今も宿っているとされる。夜間にトンネルを訪れた者が報告するのが「軍靴の足音が響き渡る」という体験だ。

由良町
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和歌山県橋本市 廃墟の三沢増殖場

和歌山県橋本市に残る三沢増殖場の廃墟は、1958年の閉鎖以来長年にわたって放置されてきた施設跡であり、地元では強力な心霊スポットとして恐れられてきた。かつて養殖魚の生産が盛んに行われていたこの施設は、突然の火災によって操業を停止することを余儀なくされ、その後も複数回の山火事に見舞われたという不幸な歴史を持っている。廃墟となった施設には今も焼け焦げた構造物が残されており、夜間にその周辺に近づくと焼け跡から黒い影が這い出してくるように見えるという目撃談が地元では広く語られている。

橋本市
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祓川橋

和歌山県田辺市の那智勝浦方面にある祓川橋は過去に複数の犠牲者が出た場所として知られており、夜になると橋の上から白い霧が立ち昇り呻き声が聞こえるという体験談が今も語り継がれている心霊スポットである。亡くなった人の霊が今も橋の上を彷徨っているとして地域に恐れられている。

田辺市
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宍喰海岸

和歌山県田辺市にある宍喰海岸は荒々しい岩場と絶景が広がる場所として知られているが、夜になると白装束の幽霊が岩場に立っているのが目撃されるという体験談が語り継がれており、遭難事故の多発地点でもあることから犠牲者の霊が留まっているとして恐れられている心霊スポットである。

田辺市
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呪われた道 黒髪山トンネル

和歌山県田辺市の山岳地帯を通る黒髪山トンネルは1950年代の開通後まもなく複数の車両事故が発生し、その後も通行中の事故が絶えないことから「呪われたトンネル」として地域に恐れられている心霊スポットである。トンネル内に人影が浮かぶという目撃談もあり夜間の通行は危険視されてきた。

田辺市
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旧友ヶ島砲台跡

和歌山県和歌山市の沖合に浮かぶ友ヶ島は、旧日本軍の砲台遺構が多数残る無人島群であり、「ラピュタの島」とも呼ばれて観光地としても人気を集める一方で、古くから霊的な現象が多発する心霊スポットとして地元では恐れられてきた。島内に散在する砲台跡の地下通路には今も戦争で命を落とした兵士の霊が彷徨っているという目撃談が絶えず、薄暗い地下壕を探索していると「後ろから歩く音がついてくる」「突然背後に人の気配を感じた」という体験が多数報告されている。

和歌山市
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旧新宮廃病院

和歌山県新宮市の郊外に位置する旧病院の廃墟は、閉院後から長年放置された結果、熊野古道と南紀の霊的な土地柄と相まって和歌山県でも有数の心霊スポットとして地元に知られるようになった場所である。熊野という日本有数の霊場に近いこの場所は古くから霊的なエネルギーが強い地域であり、廃病院という場所の持つ怨念と霊場の力が重なることで一般の廃病院とは異なる種類の恐怖をもたらすとされている。

新宮市

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すさみ町旧紀伊の漁村海難霊
山道・峠·和歌山県 すさみ町

すさみ町旧紀伊の漁村海難霊

黒潮の荒波が打ちつけるすさみ町の漁村。嵐で命を落とした漁師の霊が港に立ち、嵐の夜には海から怒声と泣き声が聞こえると地元漁師に伝わる。

みなべ町旧梅農家の廃屋霊
宿泊・居住跡·和歌山県 みなべ町

みなべ町旧梅農家の廃屋霊

南高梅の産地として知られるみなべ町の旧農家廃屋跡。農作業中に事故で命を落とした農夫の霊が廃農家に留まり、夜間に農作業の音と人の気配がする。

串本町旧本州最南端の海難霊
山道・峠·和歌山県 串本町

串本町旧本州最南端の海難霊

本州最南端・潮岬の断崖付近。荒波に飲まれた船乗りの霊が出没し、嵐の夜には潮岬の灯台の光に向かって海から手が伸びてくるという目撃談がある。

高野山奥之院(御廟橋以降)
橋・高架·和歌山県 伊都郡高野町

高野山奥之院(御廟橋以降)

弘法大師空海が入定した聖域、高野山奥之院。御廟橋から先は撮影禁止の神聖な区域で、弘法大師が今もここで定期的に修行しているとされる。深夜の参道では白い人影が灯篭の間を歩く、弘法大師の気配を強く感じて動けなくなるといった霊的体験が参拝者から報告されている。日本最強の霊的パワースポットの一つとして知られる。

北山村廃農村の山霊
山道・峠·和歌山県 北山村

北山村廃農村の山霊

和歌山県唯一の飛地村・北山村の廃農村跡。北山川の急流に囲まれた孤立集落の住民の霊が彷徨い、廃屋の周辺では人の気配と農作業の音が感じられる。

印南町廃農村の怪火
水辺·和歌山県 印南町

印南町廃農村の怪火

印南川沿いの印南町の農村部廃村跡地。農作業中に事故死した農夫の霊が土地に残り、秋の夜になると廃田に青白い鬼火が浮かぶ現象が目撃されている。

古座川町廃農村の山霊
山道・峠·和歌山県 古座川町

古座川町廃農村の山霊

紀伊山地の深山部・古座川町の廃農村跡。かつての住民の霊が集落を離れられずに彷徨い、廃屋の周辺では人の気配と農作業の音が感じられることがある。

旧友ヶ島砲台跡
廃墟・残骸·和歌山県 和歌山市

旧友ヶ島砲台跡

和歌山県和歌山市の沖合に浮かぶ友ヶ島は、旧日本軍の砲台遺構が多数残る無人島群であり、「ラピュタの島」とも呼ばれて観光地としても人気を集める一方で、古くから霊的な現象が多発する心霊スポットとして地元では恐れられてきた。島内に散在する砲台跡の地下通路には今も戦争で命を落とした兵士の霊が彷徨っているという目撃談が絶えず、薄暗い地下壕を探索していると「後ろから歩く音がついてくる」「突然背後に人の気配を感じた」という体験が多数報告されている。

和歌山市旧和歌山城址の武者霊
水辺·和歌山県 和歌山市

和歌山市旧和歌山城址の武者霊

紀州徳川家の居城・和歌山城跡。城の攻防で命を落とした武者の霊が城跡を彷徨い、夜間に甲冑の音と武者の声が聞こえることがある。

浦島神社
神域・霊場·和歌山県 和歌山市

浦島神社

和歌山県和歌山市にある浦島神社は伝説の主人公「浦島太郎」の墓所があるとされており、境内には深い穴が開いた奇岩があってここから不思議な音が響くと言われている。また夜間に白い幽霊の姿が現れるという目撃情報も多数あり、地元民の間では恐れられている心霊スポットとなっている。深夜に奇岩に近づいた体験者が、岩の穴から海の音と女性の歌声が混じり合った音が聞こえてきたと証言しており、その声は引き寄せられるような不思議な抑揚を持っていたという体験談が残されている。

太地町旧捕鯨基地の海難霊
山道・峠·和歌山県 太地町

太地町旧捕鯨基地の海難霊

古式捕鯨の発祥地・太地町の旧捕鯨基地跡。クジラ漁中に命を落とした漁師の霊が港に留まるとされ、夜間に港から海に向かって手を振る霊が目撃される。

広川町旧稲むらの火の舞台
水辺·和歌山県 広川町

広川町旧稲むらの火の舞台

「稲むらの火」の逸話で知られる広川町の海岸付近。津波に飲まれた犠牲者の霊が海岸に残るとされ、夜間に浜辺を歩くと波音に混じって人の声が聞こえる。

御坊市旧日高漁村の海難霊
山道・峠·和歌山県 御坊市

御坊市旧日高漁村の海難霊

日高川河口の御坊の漁村。嵐で命を落とした漁師の霊が港に立ち、嵐の夜には海から怒声と泣き声が聞こえることがあると地元漁師に伝わっている。

新宮市旧速玉大社の怨霊封印
神域・霊場·和歌山県 新宮市

新宮市旧速玉大社の怨霊封印

熊野速玉大社の境内奥に伝わる怨霊の伝説。古代から霊的なエネルギーが集まる地で、禁足地に近づいた者が体調を崩し、夜間に白い人影が目撃される。

旧新宮廃病院
廃墟・残骸·和歌山県 新宮市

旧新宮廃病院

和歌山県新宮市の郊外に位置する旧病院の廃墟は、閉院後から長年放置された結果、熊野古道と南紀の霊的な土地柄と相まって和歌山県でも有数の心霊スポットとして地元に知られるようになった場所である。熊野という日本有数の霊場に近いこの場所は古くから霊的なエネルギーが強い地域であり、廃病院という場所の持つ怨念と霊場の力が重なることで一般の廃病院とは異なる種類の恐怖をもたらすとされている。