七つの家
山口県光市立野、県道23号線光上関線から森へ入った一帯に、住宅数軒分の廃屋が並ぶ一帯がある。地元では、バブル期に十棟規模の住宅展示場として計画されたが、建設を担った会社が倒産し、完成したのは六~七棟にとどまったと伝えられる。うち二軒は実際に売却されて短期間住人がいたものの、立地や周辺環境の悪さから早々に退去したという。以後は放置されたまま風化が進み、複数回の不審火で焼失した建物もあり、2010年代には数軒のみが原形を保つ状態だった。テレビの心霊番組で「大量殺人」などの見出しで取り上げられたことをきっかけに全国的に知られるようになり、県内でも屈指の心霊スポットとされている。付随する噂として、一番奥の家で強盗による一家殺害があった、住人の一人が発狂して他の住人を襲った、ある日突然全員が姿を消した、敷地はもと墓地だったなどが伝えられているが、これらを裏付ける事実は確認されていない。なお、周辺は私有地であり、無断での立ち入りは避けるべきである。