
津風呂ダム(津風呂湖)
奈良県吉野郡吉野町にある津風呂湖は、奈良盆地の水不足を解消する目的で計画された吉野川分水事業の一環として1954年に着工、1962年に津風呂ダムが完成したことで生まれた人造湖である。堤高54.3mの重力式コンクリートダムで、ダム湖の造成に伴い72世帯が水没地区からの移転を強いられた。周囲32kmに及ぶ湖畔は現在釣りやボート遊びの場として知られるが、心霊スポットとしても紹介され、顔の判別がつかないほ
ダム・貯水池の周辺で語られる怪異。
全国 42 件
静岡県 浜松市天竜区
戦後の電力危機を背景に、天竜川沿いに1954年から1958年にかけて建設されたコンクリート重力式ダムである秋葉ダム。堤高89メートル、上流の佐久間ダムから流れ落ちる水を調整し、三つの発電所で最大128万キロワット近い電力を生み出す多目的ダムだ。しかし、その完成の陰には多くの犠牲者がいた。 1955年2月4日、第一発電所の建設現場で発破作業のミスが起きた。装填されたダイナマイト約2トンが誘爆し、瞬
神奈川県 相模原市緑区
神奈川県相模原市緑区、相模川中流域に造成された相模ダムによってできた人造湖が相模湖である。湖面標高167メートル、満水面積3.26平方キロメートル、総貯水量約6,330万立方メートル。日本初の多目的ダム湖として、洪水調節、上水道、工業用水、発電を兼ねる目的で計画された。 ダム計画は昭和初期に始まる。神奈川県と東京府の急速な工業化・都市化に対応するため、神奈川県土木部が1938年(昭和13年)に相
北海道 北見市
北海道北見市と紋別郡遠軽町の境、JR石北本線の常紋峠を貫通する全長507メートルの単線トンネルが、常紋トンネル(じょうもんトンネル)である。1914年(大正3年)10月、石北本線の前身である網走本線の延伸工事の一環として開通した。 建設工事は、北海道の鉄道網が急速に拡大した大正初期の典型的な強行軍工事だった。当時、北海道の鉄道建設や道路建設、ダム建設の現場では、本州の都市部から斡旋業者を通じて集

奈良県吉野郡吉野町にある津風呂湖は、奈良盆地の水不足を解消する目的で計画された吉野川分水事業の一環として1954年に着工、1962年に津風呂ダムが完成したことで生まれた人造湖である。堤高54.3mの重力式コンクリートダムで、ダム湖の造成に伴い72世帯が水没地区からの移転を強いられた。周囲32kmに及ぶ湖畔は現在釣りやボート遊びの場として知られるが、心霊スポットとしても紹介され、顔の判別がつかないほ

天理市を流れる布留川に架けられた天理ダムは、洪水調節と上水道用水の確保を目的に1979年に完成した奈良県初の多目的ダムである。せき止められた人工湖は万葉集の一首にちなみ青垣湖と名付けられ、日中は釣りや花見に訪れる人の姿も見られる。一方でダムに至る山道は照明が乏しく急カーブが連続するため、開通後も車両やバイクの事故が繰り返されており、水没した遺体が見つかった事例も伝えられている。こうした事実を背景に

岐阜県八百津町南戸、国道418号の通行禁止区間に残る二股隧道は、銘板に「昭和三十一年五月竣工」と刻まれた古いトンネルである。木曽川の治水と発電を目的とした丸山ダムの建設により水没する道路の代替として整備された道の一部で、通称「朝鮮トンネル」とも呼ばれる。この名は、建設にあたり強制連行された朝鮮人労働者が人柱として壁の中に埋め込まれた、あるいは工事中の事故で死亡した労働者の処理に困った関係者が遺体を
鷹の巣トンネルは石川県金沢市上辰巳町、犀川ダムへ向かう道路沿いに位置する平成7年(1995年)完成、全長291メートルの隧道である。付近には戦国期に鷹巣城という山城が存在したとされ、佐久間盛政や前田利家が城主として名を連ねたと伝わる。築城は16世紀後半、廃城は16世紀末とされ、天正13年(1585年)頃にはこの一帯で合戦があったという伝承も残っている。トンネルが開通する以前の旧道でも、幽霊を見たと
熊走大橋は石川県金沢市熊走町、辰巳ダムより上流の犀川に架かる橋で、水面までの高さは約50メートルに及ぶ。1977年(昭和52年)に架橋され、それ以前は地元の人々が日常的に利用する吊り橋がこの場所にあったとされる。橋の名は、かつて熊がこの橋を走って渡ったという逸話に由来するという説が伝わる。 現在は転落防止のため欄干が高く改修されているが、以前は容易に乗り越えられる高さだったとされ、飛び降りによる
新潟県十日町市小原、信濃川本流に設けられた宮中取水ダムのそばに、かつて「あてら(阿寺)」と呼ばれた集落があったとされる。ダムへ向かう国道353号線沿いのトンネル(通称・鷲ノ巣トンネル)を抜けた先に位置し、茅葺き屋根の家屋が立ち並ぶ廃村として紹介されてきた。宮中取水ダムは信濃川の電源開発を目的として1920年に着工し、18年をかけて1938年に完成した重力式コンクリートダムで、現在もJR東日本の信濃
鷹ノ巣トンネルは新潟県十日町市宮中、信濃川に架かる宮中取水ダムの上に位置する隧道である。宮中取水ダムは昭和14年(1939年)、上越線や首都圏の鉄道電力供給を目的にJR東日本(旧鉄道省)の水力発電施設として建設され、現在も稼働する企業所有の設備となっている。トンネルのすぐ先には「あてら(阿寺)」と呼ばれた集落があったと伝わるが、現在は住民が離れ廃屋が残るのみとなっている。トンネル内部には祠が祀られ
仙人沢トンネルは福島県双葉郡浪江町室原・川房地区にまたがる国道114号(福浪線)上のトンネルで、全長は1024.44メートルにおよぶ。大柿ダムの建設によって水没する旧道の付け替えとして、農林水産省東北農政局の請戸川農業水利事業の一環で1977年度頃に着工し、1981年3月に竣工した。町内でも有数の長さを持つトンネルで、内部にはラジオ再放送設備が設置されているとされる。2011年の東日本大震災と東京
猿岩隧道は岩手県奥州市、胆沢川上流の岩山「猿岩」を貫く形で昭和22年(1947年)頃に素掘りで開削された全長約700メートルのトンネルである。もとは付近の山林から伐採した木材を運ぶための森林軌道の跡地で、線路が撤去された後は石淵ダムの巡視路や工事用道路として利用された。狭い道幅で車のすれ違いも難しく、暗く長い素掘りの内部は独特の圧迫感を持つ空間として知られていた。2013年4月頃、胆沢ダムの完成に

四十四田ダムは岩手県盛岡市の北上川本流に位置し、北上川五大ダムのひとつとして1968年に完成した多目的ダムである。洪水調節と水力発電を目的に建設され、ダム湖は岩手山を望めることから「南部片富士湖」と名付けられ、市民の憩いの場として利用されている。一方で、このダムでは複数の死亡事故が確認されている。2016年11月には深夜、女子高生2人が高さ約20メートルの通路から転落し、1人が死亡、1人が重傷を負

広島市佐伯区、八幡川上流に位置する魚切ダムは、1945年の枕崎台風や1951年のルース台風による洪水被害を受け、広島県が1969年から建設に向けた調査・検討を進め、169億円を投じて1981年に完成した重力式コンクリートダムである。治水・上水道・発電を目的とし、ダム湖は窓竜湖と呼ばれる。周辺の山は戦時中に遺体処理場として使われたとの説があり、公的な記録では確認されていないものの、これに関連して皮膚

旭川ダムは岡山県岡山市北区建部町と吉備中央町にまたがる旭川中流部に位置し、昭和26年から4年をかけて建設され、1954年に完成した多目的ダムである。建設工事では作業員約30人が死亡したとされ、同年11月に慰霊碑が建立されたと伝えられる。この慰霊碑の存在を背景に、ダム湖畔では複数の心霊体験が語られている。誰もいない湖畔で男性が「おい」と呼ぶような怒鳴り声が聞こえた、停車中の車の窓やドアを外側から叩か