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旧佐敷トンネル(旧佐敷隧道)

旧佐敷隧道は明治36年(1903年)、薩摩街道の難所として知られた佐敷太郎峠に開通した煉瓦造りのトンネルである。全長は430メートル余りで、設計には外国人技師が関わり、建設費には日清戦争の賠償金が用いられたと伝わる。徳島から移り住んだ瓦職人がレンガを製造したという逸話も残り、2002年には登録有形文化財に指定された。1965年に新トンネルが開通した後は自動車の通行が減り、静かな旧道として残されている。 この隧道が心霊スポットとして注目されるようになった背景には、手掘りで進められた明治期の難工事にまつわる噂がある。工事中に落盤事故で複数の犠牲者が出たとする話が語られる一方、それを裏付ける記録は見当たらない。坑口付近には江戸期の建立を示す銘のある地蔵や小さな祠が複数残されており、これらが事故の犠牲者を慰霊する目的で建てられたのではないかという見方もある。 2019年には肝試しで訪れた若者が何かに足を引っ張られる様子を撮った動画が拡散し、全国的な知名度を得て熊本三大心霊スポットの一つに数えられるようになった。トンネル内では人影が壁の中に消えたとする目撃談や、同行者の一人が姿を消したという話も伝えられている。

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旧佐敷トンネル(旧佐敷隧道)

旧佐敷隧道は明治36年(1903年)、薩摩街道の難所として知られた佐敷太郎峠に開通した煉瓦造りのトンネルである。全長は430メートル余りで、設計には外国人技師が関わり、建設費には日清戦争の賠償金が用いられたと伝わる。徳島から移り住んだ瓦職人がレンガを製造したという逸話も残り、2002年には登録有形文化財に指定された。1965年に新トンネルが開通した後は自動車の通行が減り、静かな旧道として残されている。 この隧道が心霊スポットとして注目されるようになった背景には、手掘りで進められた明治期の難工事にまつわる噂がある。工事中に落盤事故で複数の犠牲者が出たとする話が語られる一方、それを裏付ける記録は見当たらない。坑口付近には江戸期の建立を示す銘のある地蔵や小さな祠が複数残されており、これらが事故の犠牲者を慰霊する目的で建てられたのではないかという見方もある。 2019年には肝試しで訪れた若者が何かに足を引っ張られる様子を撮った動画が拡散し、全国的な知名度を得て熊本三大心霊スポットの一つに数えられるようになった。トンネル内では人影が壁の中に消えたとする目撃談や、同行者の一人が姿を消したという話も伝えられている。