
福島県 泉崎村·宿泊・居住跡
泉崎村谷地久保旧村営住宅
福島県西白河郡泉崎村は奥州街道の宿場として発展した土地で、その谷地久保地区には、かつて村営住宅として使われていた建物があった。この住宅に家族で暮らしていた者の証言によれば、深夜に二階の窓ガラスへ骸骨のような人影が浮かんだのを見た、日中に部屋で休んでいた際に体が動かなくなる金縛りに見舞われたという体験が伝えられている。建物は現在すでに解体されたとされ、周辺では住宅前の路上で凍死体が見つかった、近くの鉄筋コンクリート造の村営住宅でも自死者が出たなど、複数の不幸な出来事が重なる一帯としても知られる。同じ谷地久保では、退去後に購入した者が一週間足らずで手放したという別の廃屋も存在し、老婆の姿をした霊が目撃されるとの話もある。こうした証言が積み重なり、谷地久保周辺は泉崎村を代表する怪異の伝わる場所として数えられている。