
天理トンネル
天理トンネルは奈良県天理市を通る国道25号(非名阪区間)にある小規模なトンネルである。周辺は布留川沿いの山あいに位置し、国道25号は天理ダムの堤体上を通過する区間を含むなど、ダムと関わりの深い道路として知られる。現在は交通量が少なく、夜間は人の姿がほとんど見られなくなる。このトンネルについては、インターネット上で複数の噺が伝えられている。入口付近に少年や若い男性の姿をした霊が立っているという噂、二人乗りのバイクに乗った人影に追いかけられるという話、子供の姿が宙に浮いて見えたという証言などが挙げられる。これらはいずれも、過去にバイク事故で亡くなった人物の霊であるとする説と結び付けて語られることが多いが、事故の日時や当事者を具体的に裏付ける報道や記録は確認できない。自転車で通行中に少年の姿を目撃した直後に転倒したとする体験談も残っているが、事実関係を検証できる資料はなく、いずれも噂の域を出ない。
