頭川トンネル(旧津々良トンネル)
頭川トンネルは高岡市と氷見市の市境、県道64号高岡氷見線の旧道上にある隧道で、正式には津々良隧道(津々良トンネル)と呼ばれる。1931年(昭和6年)に開通し、全長は128メートル。開通当初は馬車の通行を想定した高さしかなかったが、後に自動車が通れるよう掘り下げられ、縦に長い断面になったと伝えられる。1979年に新津々良トンネルが開通したことで旧道となり、以後は通行量が大きく減少、現在は草木が茂る廃道の状態にある。この旧道には女性が焼身自殺を遂げたという噂があり、以来白い服をまとった女性の霊が目撃されるとされる。片足を引きずる白い犬の目撃談や、通過後に車のタイヤがパンクする、帰宅後に金縛りに遭うといった体験も語られてきた。トンネルへ続く道は「白骨街道」と呼ばれているが、その名の由来は地元でも判然としない。近隣にはかつて処刑場があり、罪人の首を川に投げ込んだことが「頭川」の地名の由来だとする説もあるが、地元では単なる後付けの説明とみる声もあり、古代の横穴墓遺跡との関連を指摘する見方もある。2007年発売のホラーゲームで取り上げられたことが、噂の広がりに影響したとされる。