
山形県 朝日町·廃墟・残骸
朝日町旧鉱山跡の坑夫霊
山形県西村山郡朝日町の山中には、かつて採掘された鉱山の遺構が残されている。鉱山データベースの記録によれば、同地域には朝日鉱山、本朝日鉱山(享保年間発見)、鳥原鉱山(清水鉱山)など複数の鉱山が存在し、鉛、亜鉛、黄銅鉱などが採掘されていた。明治から昭和にかけて採掘活動が行われ、やがて資源枯渇や採算悪化により閉山を迎えた。坑口や選鉱場の遺構、廃坑は今も山林のなかに静かに残っている。 ネット上では、夜間に廃坑付近で岩を叩くような音や低い呻き声が聞こえるといった怪異の報告があり、坑夫たちの霊が語り継がれている。朝日町においては、鉱山で働いた先人たちの歴史を地域の財産として認識し、郷土資料のなかでその労苦の記録を保存・伝承してきた。現在も慰霊や顕彰の活動が続いているとされている。