山形県の廃墟・残骸系 心霊スポット
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出羽三山を擁する山形県は、千四百年の歴史を持つ羽黒修験道が今も息づく霊山の地である。月山・羽黒山・湯殿山の三山では即身成仏を目指した行者たちが木食行に身を捧げ、県内には六体の即身仏が現存する。死と再生を繰り返す山伏の修行道、湯殿山の語るなかれの聖地——肉体を捨て仏と一致しようとした者たちの祈りは、今もこの霊峰に染みついている。 廃病院・廃校・廃工場は、人の営みが途絶えた瞬間の空気を凍結したまま朽ちていく場である。閉鎖の理由となった事故・経営破綻・集団的記憶の挫折が、剥落した壁や錆びた寝台に染みつき、訪れる者の足音だけがかつての日常をなぞる。
