山形県の水辺系 心霊スポット
3スポット
出羽三山を擁する山形県は、千四百年の歴史を持つ羽黒修験道が今も息づく霊山の地である。月山・羽黒山・湯殿山の三山では即身成仏を目指した行者たちが木食行に身を捧げ、県内には六体の即身仏が現存する。死と再生を繰り返す山伏の修行道、湯殿山の語るなかれの聖地——肉体を捨て仏と一致しようとした者たちの祈りは、今もこの霊峰に染みついている。 湖沼や淵は龍神を宿す聖域とされ、同時に水底へ人を引き込む境界でもあった。入水・水難・ダムに沈んだ集落の記憶が水面下に堆積し、河童や船幽霊として語り継がれてきた。鏡のように凪いだ水面ほど、深い沈黙の中で何かを映している。

