
福山グリーンライン
福山グリーンラインは瀬戸内海を望む景観で知られる約14キロメートルの山岳道路で、1974年に観光道路として開通した。急カーブや急勾配が連続する区間が多く、開通後は交通事故が相次いだとされる。1984年には、この道路沿いの展望台駐車場に連れて行かれた小学生の男児が身代金目的の誘拐の末に殺害され、遺体が付近の斜面に遺棄される事件が発生し、加害者は裁判で死刑判決を受けた。事件は当時大きく報じられ、道路の印象に影響を与えたとされる。こうした経緯を背景に、道路沿いのトンネルでは深夜にヘッドライトを消すと女性の姿を見たという噂や、車内で幼い子どもの泣き声が聞こえるという話が伝えられている。エンジンが突然かからなくなる、ボンネットを開けると小さな手形が付いていたといった車両の異常を語る声もある。道中には供養のための地蔵が複数設置されており、そのうち首の欠けた一体の周辺でうめき声のような音を聞いたとする報告もある。噂は複数の心霊系サイトで確認できるが、登場する被害者像や年代などの細部は出典間で一致しない点もある。