
赤田池(赤田橋)
熊本県荒尾市の赤田公園内にある赤田池は、江戸時代初期の1611年頃に加藤清正の家臣によって農業用のため池として築かれたとされる。池の中央には中の島があり、赤く塗られた吊り橋「赤田橋」で対岸と結ばれている。中の島の南側には横穴式石室の古墳が二基あったとされ、貯水開始によって水没したとの言及がある。かつては貸しボートや売店を備えた行楽地として賑わったが、近年は訪れる人が少なくなり、小島の商店の建物も営業をやめたまま残されている。周辺には2000年前後に相次いで閉業した宿泊施設や観光梨園の廃墟が残り、一部は解体・転用されずに壁が崩れた姿をとどめている。こうした一帯の寂れた雰囲気が、池の不気味さを増しているとの指摘もある。心霊の噂としては、赤田橋を渡る際に背後から誰かがついてくる気配がする、水面に顔だけが浮かび上がる、白い手が伸びて手招きをする、橋の上に女性の姿が見えるといった話が複数のサイトで共通して伝えられている。橋を叩くような音が響く、水面が急に激しくざわつくといった現象を加えて紹介する例もある。池での溺死や自殺に関する話も紹介されるが、具体的な記録は確認されていない。地元の声として、かつて子供が水の事故で亡くなったとの話や、池の周辺一帯で心霊体験が多いとの証言が紹介されることもある。ネット上のまとめサイトや動画投稿でも同様の噂が繰り返し取り上げられており、小島の建物には今も人が住んでいるとの噂も囁かれている。