
夢見ヶ崎動物公園
川崎市幸区の丘陵地にある夢見ヶ崎動物公園は、室町時代の武将・太田道灌がこの高台に築城を試みたものの、不吉な夢を見たために計画を断念したという伝承にちなんで名付けられたとされる。園内には加瀬台古墳群と呼ばれる複数の古墳が残り、東側の一角には戦没者慰霊塔が建立されている。1945年4月には川崎の市街地が空襲による被害を受けており、その記憶も土地の歴史に刻まれている。 こうした背景のもと、いくつかの心霊スポット紹介サイトでは、園内の公衆トイレや遊具、電話ボックス、慰霊塔の周辺で白っぽい服を着た女性の姿を見た、あるいは声を聞いたという目撃談が取り上げられている。園内に残る防空壕跡の付近では肩をつかまれる、あるいは内部へ引き込まれそうになったという体験談も紹介されており、慰霊塔付近でろうそくの火のようなものが見えたという話も見られる。過去に園内で人が発見されたとする記述も一部サイトにあるが、経緯を確認できる公的な記録は見当たらず、複数の紹介サイトで似た内容が繰り返される点にも留意が必要である。