
阿見町旧予科練の特攻霊
茨城県阿見町の霞ヶ浦海軍航空隊跡地には、予科練平和記念館が整備されている。記念館に隣接する陸上自衛隊土浦駐屯地の敷地内には旧航空隊の建物の一部が残り、通用路を通じて訪問者に公開されており、戦時中の訓練施設の面影を現地で見ることができる。海軍飛行予科練習生として選抜された少年たちの多くが大戦末期の特攻作戦に動員され、駐屯地内にあり記念館と連動して公開されている雄翔園には、そのうち約1万9千人にのぼる戦死者を慰霊する碑が建てられている。 複数の訪問者から報告されているのは、建物内での違和感である。廃墟探索で足を運んだ人からは「ある部屋だけ他と違う雰囲気があった」という印象が、また別の訪問者からは「昼間でも気分が悪くなって早々に退散した」という体験が聞かれている。霊感のない人であっても「何かが違う気がした」と感じたと報告されており、この場所が多くの訪問者に独特の印象を与える環境であることがうかがえる。 インターネット上では、駐屯地内の施設で工事の際に見つかったトイレにロープが食い込んだ跡が予科練時代の遺物とされ、過酷な訓練の中で自ら命を絶った練習生がいたという噂も語られている。また、かつて脱走した練習生を処分して埋めたとされる場所が現在は訓練用地として使われているといい、その周辺で正体不明の気配を感じたり足を引かれる感覚を覚えたりしたという声もネット上では見られる。 訪問の際は、記念館の規定に従い、整備された動線の範囲での見学が求められている。