この場所について
徳島市丈六町にある曹洞宗の古刹、丈六寺は、白雉元年(650年)の草創を伝える寺院で、境内の三門は徳島県内最古の建造物とされる。戦国末期の天正9年(1581年)、土佐の長宗我部元親は、降伏していた牛岐城主・新開道善(実綱)を論功行賞の名目で丈六寺に招き、酒宴の後に主従を騙し討ちにしたと伝わる。殺害の理由については、道善が長宗我部方に降った後も旧主の三好家と通じていたことを疑われたためとする説と、有力な旧勢力である道善の存在そのものを後難として恐れたためとする説の二つが伝えられている。
流れた血は縁側の板に染み込み、いくら洗い流しても消えなかったため、後にその板は供養の意も込めて徳雲院前の回廊の天井板に転用されたという。この回廊は堂内ではなく屋外に近く、天井板は雨風にさらされたままの状態で保管されており、赤褐色の手形・足形のような痕跡が今も「血天井」として公開されている。ただしこの逸話を裏付ける史料や考古学的な証拠は確認されていない。
この血天井を見上げると頭痛や吐き気に見舞われたという報告や、回廊付近に男性の人影が立っていたとの目撃情報が伝えられている。夜間に足音やすすり泣くような声を聞いたという話もあり、心霊スポットとして扱われるようになった。本堂・観音堂などの重要文化財は通常非公開で、特別公開の際に一般拝観が可能となる。
2026年6月には特別公開の様子が地元テレビでも取材された。
丈六寺が心霊スポットとして語られる背景には、戦国期の謀殺という史実的な記憶と、血天井という視覚的な「証拠」が結びついている点が大きい。単なる伝承ではなく、赤みを帯びた痕跡を実際に目にできることが、体感的な恐怖を呼び込みやすくしている。さらに、供養の対象となってきた古刹という荘厳な空間と、騙し討ちという理不尽な死のイメージが対比されることで、亡くなった者の無念が今も残っているという想像を誘発しやすい。
近年ではオカルト系サイトが頭痛や人影の目撃といった体験を発信し続けることで、噂が再生産され、心霊スポットとしての知名度を保っている。
地図・アクセス
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よくある質問
丈六寺はどこにありますか?
丈六寺は徳島県徳島市にある「神域・霊場」カテゴリの心霊スポットです。詳しい場所は本ページ内の地図でご確認いただけます (※プライバシー保護のため、地図ピンは正確な座標ではなく周辺座標に表示しています)。丈六寺はどのような場所ですか?
徳島市丈六町にある曹洞宗の古刹、丈六寺は、白雉元年(650年)の草創を伝える寺院で、境内の三門は徳島県内最古の建造物とされる。戦国末期の天正9年(1581年)、土佐の長宗我部元親は、降伏していた牛岐城主・新開道善(実綱)を論功行賞の名目で丈六寺に招き、酒宴の後に主従を騙し討ちにしたと伝わる。殺害の理由については、道善が長宗我部方に降った後も旧主の三好家と通じていたことを疑われたためとする説と、有力…丈六寺を訪れる際の注意点は何ですか?
丈六寺は徳島県徳島市に位置する「神域・霊場」です。私有地や立入禁止区域への無断侵入は法律で禁止されており、所有者・管理者の許可を得てから訪問してください。深夜の単独行動は危険を伴うため避け、地元住民の迷惑にならないよう配慮してください。心霊スポットに関する情報は伝聞・噂を含むため、参考程度に留め、無理な肝試しは控えてください。丈六寺は本当に怖いですか?
丈六寺にはまだ「怖い / 怖くない」の投票がありません。「神域・霊場」カテゴリのため傾向としては類似スポットを参考にしてください。訪れた方は本ページの投票機能から共有できます。丈六寺に関する体験談はありますか?
現在、丈六寺に関する体験談はまだ投稿されていません。訪れた経験のある方や、地元で噂を聞いたことのある方は、本ページの投稿フォームから匿名で共有できます。丈六寺と同じ徳島県の心霊スポットは他にありますか?
徳島県には他にも多数の心霊スポットがあります。本ページ下部の「徳島県の関連スポット」「神域・霊場の関連スポット」セクション、または「徳島県の心霊スポット一覧」ページから都道府県別に一覧できます。
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