
千歳山
千歳山は山形市中心部に近い標高471mの山で、麓には千歳稲荷が祀られている。延文元年(1356年)に山形城を築いた斯波兼頼が、築城の際に山にかかった霧を稲荷への祈願で払わせたとの故実から、城の守護神として祀られたと伝わる。また山中には、松の精と恋をした阿古耶姫の悲恋伝説が残り、麓の萬松寺コースには伝説にゆかりのある松も植えられ、縁結びの山としても知られている。一方で近年は、心霊スポット紹介サイトや匿名掲示板の投稿を通じて、登山道の途中で女性の姿を見た、人の少ない時間帯に声や物音が聞こえた、特定の場所で急に冷気を感じたといった目撃談が繰り返し取り上げられている。山頂近くの東屋や長く連なる鳥居、施設周辺での不穏な出来事があったとする書き込みも見られるが、いずれも事実として確認された記録ではなく、投稿者の体験や伝聞の域を出ない。


