三角の家(甚目寺の家)跡地
愛知県あま市甚目寺の住宅地にかつて存在した、敷地が三角形をした一戸建て住宅の跡地。この土地はもともと墓地であったが移転により更地となり、区画整理を経て住宅用地として売却された。三角形という特殊な地形のため長らく買い手が付かなかったとも言われる。1980年代、若い夫婦がこの土地を購入して家を建てたとされるが、程なくして夫婦は死を遂げたと伝わる。夫がギャンブルにより借金を抱えて夫婦仲が悪化し、妻が夫を手にかけた後に自らも命を絶ったという説が広く語られるが、事故死や心中など諸説あり死因は定かではない。その後も新たな住人が入れ替わり入居したものの、物が動く音や謎の足音、深夜のラップ音といった怪異が相次いだため、いずれも短期間で退去を繰り返し、最終的に計六組の住人が住み替わったという。現地を訪れた警察官が心身に異常をきたしたという噂や、テレビ取材で同行した霊能者が撮影を拒否し番組がお蔵入りになったという逸話も伝えられている。こうした噂からホラー映画「呪怨」の元になった物件ではないかという説がネット上で広まったが、公式に裏付けられたものではない。建物は2015年秋に解体され、跡地は現在コインパーキングとして利用されているが、駐車場に転用された後も体験談が語られることがある。