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片品村の心霊スポット

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片品村尾瀬の迷い霊

群馬県片品村を含む四県にまたがる尾瀬は、標高1400メートル前後の本州最大級の高層湿原である。燧ヶ岳と至仏山に囲まれた盆地状の地形に、ミズバショウやモウセンゴケなど希少植物が群生する。1934年に国立公園に指定され、以来登山者の往来が増加した。しかし同時に、遭難事故の舞台ともなってきた。 気象が著しく不安定で、霧、急激な温度低下、天候の急変がたびたび発生する。視界が利かなくなると、広大で単調な湿原では方向感覚を失いやすい。濡れた木道は滑りやすく、転倒事故も絶えない。携帯電話は山小屋周辺を除きほぼ圏外であり、遭難時の救助は困難を極める。こうした環境で命を落とした登山者は少なくない。 霧に包まれた湿原で視界が遮られ、足場が限定される状況では、人間は自身の知覚に頼るしかない。霧の揺らぎや木道の単調さが、存在しない人影や音を感じさせることは、山岳環境での心理的な現象として知られている。

山道・峠

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