
水元公園
水元公園は東京都葛飾区にある都立公園で、江戸時代に灌漑用の溜池として整備された小合溜を中心に1965年に開園した、都内で唯一の水郷景観を持つ公園である。1984年5月、園内の園路にオートバイで走行していた10代の少年が、地面から高さ約80センチほどに張られたロープに首を引っかけて転倒し、死亡する事件が発生した。犯人は特定されず、そのまま未解決事件となっている。この事故はのちに、暴走族対策としてピアノ線が張られ首が飛んだとする「首なしライダー」の都市伝説に姿を変え、真夜中の園内をオートバイで走る首のない人影を見たという話が伝えられるようになった。ほかにも、園内の10番と呼ばれるトイレにまつわる怪異の噂や、公衆電話ボックスに女性の霊が現れるという話も広がっている。広大な敷地の中には夜間照明の届かない区域が多く、こうした複数の怪異が組み合わさって語られている。
