石清尾山古墳群
高松市中心部の西側にそびえる石清尾山は、標高232メートルの丘陵全体に弥生時代末から古墳時代にかけて築かれた200基を超える積石塚が密集する国指定史跡で、双方中円墳という全国的にも珍しい形の墳墓や、盗掘に見舞われた歴史を持つ古墳も含まれている。古代から連綿と墓域として使われてきたこの山塊は、現代でも周辺に墓地や寺院が多数集まっており、四国の心霊スポットを紹介するまとめサイトでは、こうした墓地や寺の密集が「霊道」が幾重にも通っている土地とされ、山中の公園へ向かう道路や山裾に沿う道は昼間でもひんやりとした空気に包まれると伝えられている。別の心霊スポット紹介サイトでも石清尾山は取り上げられ、夜間の登山道でぼんやりとした白っぽい人の姿を見かけ、まもなく消えてしまったという噂が紹介されている。古墳群を巡る散策路や展望台のある峰山公園周辺は、日中は歴史散策やハイキングで訪れる人が多い一方、夜間には人けのない山道や墓域の存在感から不安を覚えるという声が語られている。
