城山(きやま)
城山は坂出市と丸亀市の境に位置する標高462メートルの溶岩台地で、山頂一帯には7世紀後半、朝鮮半島情勢の緊迫を背景に築かれたとされる古代山城の遺構が残る。詳細な記録がないため築城主体は不明だが、二重の土塁や水門跡から高度な築城技術がうかがえる。麓の城山神社はかつて山頂の明神原に鎮座していたとされ、859年以降複数回にわたり神階を授けられた古社である。現在この一帯は瀬戸内海を望む夜景の名所「城山園地」として整備され、展望台や駐車場、公衆トイレが設けられている。この駐車場のトイレをめぐっては、既婚男性の不倫相手だった女性が車内で無理心中を図り、女性だけがこの世に留まっているという噂が複数の心霊系サイトで紹介されている。トイレ付近で水音や女性のすすり泣きが聞こえる、展望台のベンチで顔だけが浮かんで見えるといった目撃情報が伝えられ、供養のためとみられる石碑が置かれていたとの記述もある。