鳥取県の廃墟・残骸系 心霊スポット
2スポット
日本海に面し中国山地を背負う鳥取県は、神話と砂と海風が交わる県である。風紋うねる広大な鳥取砂丘の彼方、出雲神話に連なる八岐大蛇伝承を残す山々、戦国期の鳥取城渇え殺し——羽柴秀吉の苛烈な兵糧攻めで人肉まで食らったという凄惨な落城の記憶、そして霊峰・大山の修験信仰が抱える深い霊気を、山陰の冷たい風が今も運んでくる。 廃病院・廃校・廃工場は、人の営みが途絶えた瞬間の空気を凍結したまま朽ちていく場である。閉鎖の理由となった事故・経営破綻・集団的記憶の挫折が、剥落した壁や錆びた寝台に染みつき、訪れる者の足音だけがかつての日常をなぞる。
