下谷神社
下谷神社は奈良時代の創建と伝わる稲荷神社で、都内最古の稲荷社の一つとされ、大年神と日本武尊を祭神とする。現在の社殿は関東大震災による焼失を経て、1934年に再建されたものである。この神社の裏手に広がる住宅地は、複数の怪談サイトやブログで心霊スポットとして取り上げられている。伝えられる内容によれば、この一帯では首吊り自殺が相次いだとされ、家屋の改築や造成工事の際に人骨が発見されるという噂が繰り返し記録されている。あわせて、夜間に人魂とみられる光が目撃されるという報告や、周辺で開業した店舗や会社が経営不振に陥ったという話も伝わっている。一部の資料では、この地に江戸時代の大火の後に移転してきた寺院があり、身元不明の死者を埋葬する役割を担っていたとする説が紹介されており、これが人骨発見の噂と結び付けて語られることがある。神社自体は「水」と「芸能」の御利益で親しまれる由緒ある古社であり、怪異が語られる中心は主に裏手の住宅地に置かれている。

