旧佐和山遊園
彦根市の国道8号沿いに位置する旧佐和山遊園は、石田三成を敬愛した地元の建築業者が1976年に着工した個人経営のテーマパーク跡である。佐和山城を模した城郭風の建物や、独自に製作された多数の石像・銅像を配し、歴史資料館的な施設として整備が進められたが、正式な開業には至らなかった。2000年には施設内の骨董品が盗難被害を受けたことが報じられている。営業実態が薄いまま2015年頃に閉鎖され、2017年には売却・解体を告知する看板が掲げられたものの、その後も長期間放置され、蔓や雑草に覆われた廃墟として現存している。2023年末には道路に面した部分の解体が始まったと伝えられる。こうした状況の中、インターネット上では夜間に武士の姿をした人影が敷地内を歩いている、あるいは並んだ石像が動いて見えるといった噂が紹介されており、滋賀県内の心霊スポットの一つとして名前が挙がるようになった。近隣には旧佐和山トンネル(佐和山隧道)もあり、周辺一帯が心霊スポットとして語られる地域となっている。