
筆山公園
高知市街を一望する標高100メートルほどの筆山の山頂に整備された公園で、園内には国の史跡に指定された土佐藩主山内家歴代の墓所がある。墓所へ向かう参道には黒門と呼ばれる門があり、そこをくぐって進む構造になっている。この一帯はもともと潮江城という城があった場所で、南北朝時代には南朝方に味方した武将たちが立て篭もったという記録も残る。この公園は、白骨化した状態の遺体が発見されるという出来事の舞台になったこともあると伝えられている。発見された場所は公園北側の林だったとされる。この出来事以降、夜間に人魂のような光が浮かぶ、黒門付近で撮影すると写真に不可解なものが写り込むといった噂が広まるようになった。展望台や園内の通路には、亡くなった人の霊が彷徨っているという声もある。歴代藩主の墓所という重い歴史を持つ場所に、実際の遺体発見という出来事が重なったことで、夜景の名所でありながら心霊スポットとしても知られる場所になったとされる。




