
公園・城址·高知県 高知市
高知城の夜の武者霊
高知市中心の高知城は現存天守を持つ国の重要文化財で、日中は観光地として賑わっている。投稿では、訪問時に撮影した写真に白くもやのようなものが映り込んだ例が報告されており、撮影機器の不具合の可能性も指摘されている。また、地元で育った人が大人になって改めて訪れた際に、子ども時代に「近づいてはいけない場所」として聞かされた記憶が蘇ったという経験が寄せられている。城と地域が結びついた、人々の記憶の中の場所となっているようである。
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黒潮の打ちつける太平洋に長く面する高知は、土佐藩の気骨と海の信仰が息づく南海の辺境である。日本最南端の断崖・足摺岬には身投げと補陀落渡海の伝承が深く残り、坂本龍馬を生んだ城下町には幕末の血が染み、室戸の岩礁の海岸線には漂着した亡者の物語が語り継がれる——黒潮が運ぶのは魚だけではないと、土佐の老人は今も静かにつぶやく。
城址や古戦場の上に整備された公園は、笑い声の下に幾百年の血を埋蔵する二重の地である。落城の悲劇、戦国の戦死者、処刑された武将の無念が、芝生や桜並木の根に絡みつく。行楽地化された静けさほど、地の底のざわめきを際立たせる。