鹿児島県の廃墟・残骸系 心霊スポット
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桜島の噴煙が常にたなびく薩摩は、島津七百年の治世と西郷隆盛、特攻隊の記憶を抱える九州最南端の地である。大正噴火の溶岩に呑まれた村落の痕跡、未確認生物イッシーの伝説残る池田湖、西南戦争終焉の城山洞窟、知覧から飛び立った若者たちの遺影——薩摩隼人の誇りと火山の脅威、戦争の影が幾重にも重なり、南国の青空の下に深い闇を湛えている。 廃病院・廃校・廃工場は、人の営みが途絶えた瞬間の空気を凍結したまま朽ちていく場である。閉鎖の理由となった事故・経営破綻・集団的記憶の挫折が、剥落した壁や錆びた寝台に染みつき、訪れる者の足音だけがかつての日常をなぞる。
