
廃墟・残骸·大阪府 貝塚市
貝塚結核病院跡
大阪府貝塚市の医療施設は1948年、結核が依然として重篤な感染症であった時代に、患者の療養と社会復帰を支援する目的で設置されました。敷地内には小児患者が治療を受けながら学校教育を継続できるよう、教育施設が併設されました。戦後の化学療法の進展と疾病構造の変化に伴い、患者数は次第に減少し、施設は1992年に診療を終了しました。その後25年以上にわたって廃墟として残されていたこの場所は、2018年に取り壊されることになります。 医療施設が廃墟に転じた後、心霊スポットとしての言及が急速に広がりました。現在、跡地は「せんごくの杜」として再開発されており、公園、防災機能、さらには商業施設を備えた複合施設へと転換されています。建物は完全に撤去され、かつての医療空間の痕跡は地表からは消滅しています。