島根県の山道・峠系 心霊スポット
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神々の集う国・島根県は、出雲大社を擁する日本神話の中心地である。神在月に八百万の神が参集する稲佐の浜、世界遺産・石見銀山の坑道に眠る無数の坑夫、火山の霊峰として崇められる三瓶山——古代から続く神話の記憶と、銀山の暗渠で命を落とした者たちの怨念が交錯する地。日本海の重い雲の下、山陰の闇は神域と冥界の境を曖昧にしている。 峠は古来、村境を越える者を試す結界であった。修験道の行場、行き倒れの旅人、街道筋を彩った辻斬りや山賊の血が、杉木立の闇に折り重なる。山姥や天狗の伝承は、迷えば二度と戻れぬ山の不可知に対する、先人の畏れの結晶である。
