新潟県宿泊・居住跡系 心霊スポット

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新潟県の心霊文化

日本海に長く伸びる新潟県は、流刑の島・佐渡と北陸最大の難所を抱える土地である。順徳上皇や日蓮が流された佐渡の地で、江戸幕府の財政を支えた佐渡金山には、過酷な労役で命を落とした無宿人たちの怨念が坑道深くに眠る。波打ち際を命がけで渡った断崖・親不知では、子を失った親の慟哭が今も波音に重なって響き続けている。

宿泊・居住跡という場所

廃旅館や廃ホテルは、無数の他人が一夜の眠りと欲望を残していった「念の貯蔵庫」である。家主の急死、廃業、長期滞在者の執着が、色褪せた壁紙や朽ちた寝具に沈殿する。誰のものでもない部屋ほど、誰かの気配で満たされている。

十日町市旧縄文遺跡の古代霊
宿泊・居住跡·新潟県 十日町市

十日町市旧縄文遺跡の古代霊

新潟県十日町市中条乙に所在する笹山遺跡は、縄文時代中期(約5,500~4,300年前)の大集落跡である。1981年から2013年にかけての発掘調査により、竪穴住居13基、炉跡105基などが直径130m程度の環状に配置された遺構が確認された。集落は約1,000年間にわたって存続し、特に中期中葉(約5,300~4,800年前)が最盛期と考えられている。 出土遺物は1999年に国宝「新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器」として指定され、火焔型土器14点を含む土器、石器、ベンガラ塊928点が十日町市博物館に常設展示されている。これは新潟県初の国宝指定であり、縄文土器では初となる快挙である。発掘からは豆類やエゴマの種子圧痕が確認され、狩猟よりも植物資源の採取と初期農業に重点を置いた生活が想定されている。現在、遺跡は史跡公園として整備され、復元竪穴住居と縄文館が来訪者を迎えている。

宿泊・居住跡·新潟県 西蒲原郡弥彦村

山荘竹武

山荘竹武は新潟県西蒲原郡弥彦村の観音寺温泉にあった旅館で、1970年前後に開業し、2012年から2014年ごろに廃業したとされる。観音寺温泉は平安時代に発見が伝わる古い湯治場で、旧北国街道の往来で栄えた歴史を持つ地域である。旅館は二階建ての建物を連結した構造で、廃業後も解体されずに長らく建物が残存し、蔦に覆われた外観がやがて心霊スポットとして語られるようになった。複数の探索記録では、建物の裏手でうめき声のような音が聞こえた、宴会場の大きな鏡が見る者を不安にさせる、二階の窓辺に視線を感じたといった報告が繰り返されており、その場を離れる際に足音のようなものが背後から聞こえてきたという体験談も残されている。廃墟となってから数年の間に看板の腐食や壁面の損壊が進行し、2019年ごろには解体作業の跡も確認された。その後2022年までに建物は完全に解体され、現在は跡地にグランピング施設が新設されている。

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