長野県の公園・城址系 心霊スポット
2スポット
山国・信濃の長野県は、修験道と山岳信仰の根を張る神々と亡霊の交差点である。天岩戸伝説を継ぐ戸隠神社奥社の杉並木、湯の白さに伝説を宿す白骨温泉、宿場町の哀史を伝える旧善光寺街道、米軍の墜落事故が刻まれた野辺山高原、難所として知られた旧内山峠——アルプスの稜線と霧に包まれた峠道は、千年の祈りと旅人たちの無念をひそかに抱え込んでいる。 城址や古戦場の上に整備された公園は、笑い声の下に幾百年の血を埋蔵する二重の地である。落城の悲劇、戦国の戦死者、処刑された武将の無念が、芝生や桜並木の根に絡みつく。行楽地化された静けさほど、地の底のざわめきを際立たせる。

