奈良県の廃墟・残骸系 心霊スポット
3スポット
日本仏教の発祥地・奈良県は、古墳と修験と監獄が同居する古の地である。明治の五大監獄として現存する赤煉瓦の旧奈良監獄、大峯千日回峰行の入口・天川村洞川温泉、霧に沈むススキの曽爾高原、藤原京以来の御霊信仰——平城京遷都以前から続く山岳信仰と、藤原氏に滅ぼされた者たちの怨念が、大和盆地の奥深くに今も静かに堆積している。 廃病院・廃校・廃工場は、人の営みが途絶えた瞬間の空気を凍結したまま朽ちていく場である。閉鎖の理由となった事故・経営破綻・集団的記憶の挫折が、剥落した壁や錆びた寝台に染みつき、訪れる者の足音だけがかつての日常をなぞる。

