
大川寺遊園
大川寺遊園は、富山県富山市上滝にあった遊園地である。前身は戦前に整備された上滝公園で、1958年の国民体育大会を機に遊戯施設の整備が進み、1961年からは富山地方鉄道と当時の大山町が出資する会社が運営した。観覧車やジェットコースターなどを備え、1980年には年間約35万人が訪れるなど、県内有数の行楽地として賑わった。 しかし1980年代以降、県内に大型娯楽施設が相次いで開業したことに加え、県外の大規模テーマパークへ客足が向かう流れも重なり、来園者数は減少を続けた。1995年度の入園者は約8万4千人まで落ち込み、累積赤字が約3億6千万円に達したことから、1996年に運営会社は経営からの撤退を決め、1997年3月末に閉園した。大型遊具は翌年までに撤去され、その後は更地化が進められている。 閉園後は、子どもの霊が園内で遊ぶ姿が見えるとの噂や、人けのない敷地で子どもの声や気配を感じたとする報告が伝えられている。夜間に訪れた者からは、声や物音を耳にした、視線のようなものを覚えたといった話も紹介されている。一方で、こうした噂を根拠のないものとして退ける見方も存在する。