富山県の水辺系 心霊スポット
2スポット
立山連峰と日本海に挟まれた富山県は、古来より立山地獄信仰の聖地として死者の魂が集う土地とされてきた。黒部峡谷の最奥に立ちはだかる黒部ダムは、171人の殉職者を出した昭和の大工事の記念碑であり、コンクリートの巨壁の底には今も男たちの労苦と無念が封じ込められている。雪と岩壁の沈黙が、北陸の闇を一層深くしている。 湖沼や淵は龍神を宿す聖域とされ、同時に水底へ人を引き込む境界でもあった。入水・水難・ダムに沈んだ集落の記憶が水面下に堆積し、河童や船幽霊として語り継がれてきた。鏡のように凪いだ水面ほど、深い沈黙の中で何かを映している。
