兵庫県の商業・遊興跡系 心霊スポット
兵庫県の心霊文化
瀬戸内と日本海を結ぶ兵庫県は、城と鉄道と修験の闇が交差する地である。播磨の白鷺・姫路城に伝わるお菊井戸の怪、雲海に浮かぶ天空の城・竹田城跡、廃線後も語り継がれる旧福知山線廃線跡、近代登山史の悲劇を残す修験道の聖地・摩耶山——海と山に挟まれた長大な国土には、戦国の落城悲劇と近代の鉄道事故の記憶が幾層にも重なって眠っている。
商業・遊興跡という場所
廃テーマパーク、閉鎖されたホテル街、寂れた繁華街跡は、バブル期の熱狂と挫折を抱えたまま朽ちる虚飾の墓標である。歓楽の記憶ほど反転しやすく、笑い声の残響が無人の通路に反射して、栄華と没落のあわいに奇妙な気配を呼び寄せる。