兵庫県の水辺系 心霊スポット
2スポット
瀬戸内と日本海を結ぶ兵庫県は、城と鉄道と修験の闇が交差する地である。播磨の白鷺・姫路城に伝わるお菊井戸の怪、雲海に浮かぶ天空の城・竹田城跡、廃線後も語り継がれる旧福知山線廃線跡、近代登山史の悲劇を残す修験道の聖地・摩耶山——海と山に挟まれた長大な国土には、戦国の落城悲劇と近代の鉄道事故の記憶が幾層にも重なって眠っている。 湖沼や淵は龍神を宿す聖域とされ、同時に水底へ人を引き込む境界でもあった。入水・水難・ダムに沈んだ集落の記憶が水面下に堆積し、河童や船幽霊として語り継がれてきた。鏡のように凪いだ水面ほど、深い沈黙の中で何かを映している。

