宮城県の宿泊・居住跡系 心霊スポット
2スポット
伊達政宗が築いた仙台城を中心に栄えた宮城県は、奥羽列藩同盟の盟主として戊辰戦争で千二百名以上の殉難者を出した武家の地である。仙台藩士の無念が眠る城下、廃線となった旧深沢トンネル、東日本大震災で甚大な被害を受けた沿岸部——独眼竜の野望と幕末の敗者たち、そして津波が奪った命の記憶が、この奥州の中心に幾重にも降り積もっている。 廃旅館や廃ホテルは、無数の他人が一夜の眠りと欲望を残していった「念の貯蔵庫」である。家主の急死、廃業、長期滞在者の執着が、色褪せた壁紙や朽ちた寝具に沈殿する。誰のものでもない部屋ほど、誰かの気配で満たされている。
