
夜叉神峠
夜叉神峠は南アルプス市の山間部、標高約1770メートルに位置する峠で、白根三山を望む展望地として知られ、鳳凰三山への登山口にもなっている。峠の名は、かつてこの地に荒々しい神「夜叉神」が棲み、御勅使川の上流域に大雨や土砂崩れ、旱魃といった災いをもたらしたという伝承に由来する。人々は災いを鎮めるためにこの地に祠を建てたとされ、現在も峠道の稜線沿いにその祠が祀られている。 一方で、この峠は心霊スポットとしても知られている。かつて人の往来が少なかった時期、峠周辺で自殺者が多かったとの伝承があり、複数の紹介記事では峠道に異様な雰囲気が漂うと述べられている。噂では女性の霊をはじめ複数の霊が目撃されるとされ、霊感の強い人ほどこの付近には立ち入らない方がよいと言われている。訪れた者が霊に取り憑かれ、下山までの道を共にするといった話も語られているが、具体的な自殺者数や事件の記録は確認されていない。







