
石川県 白山市·山道・峠
白山スーパー林道
石川県と岐阜県にまたがる白山スーパー林道(2015年に「白山白川郷ホワイトロード」に改称)は、1977年に開通した延長33.3キロメートルの有料山岳道路である。白山国立公園の中核を東西に貫く全線舗装の2車線道路で、標高600~1450メートルの峻険な地勢を抜ける。 季節運行は6月初旬から11月初旬に限定され、ブナの原生林、7つの滝(うち「ふくべの大滝」は落差86メートル)、ワインディングコースから見える北アルプスの峰々が見どころとなっている。同時にカーブの多さと崖面からの落石、野生動物の飛び出し、冬季の断絶という厳しい走行条件を特徴とする。2020年以降、石川県側は土砂崩れの影響で長期閉鎖を経験し、道路の脆弱性を露呈させた。夜間走行時の視界不良と高度差による心理的圧迫感が、利用者の不安感に影響を与える要因である。