
白山比め神社
白山比咩神社は、崇神天皇7年(前91年)の創建と伝わる古社で、全国2000社以上の白山神社の総本宮です。白山比咩大神、伊邪那岐尊、伊弉冉尊の三柱を祀り、霊峰白山を遥拝する白山信仰の中核を担ってきました。 現在地への遷座は文明12年(1480年)10月の大火がきっかけです。この火災で社殿40余りが全焼し、その後手取川河畔の「安久濤の森」から現在の白山市三宮町へ移されました。江戸時代中期に建設された本殿は石川県指定有形文化財で、参道の石畳や市指定天然記念物の老杉、大ケヤキとともに、古社としての荘厳な雰囲気を保ち続けています。 白山信仰は8世紀初頭、僧・泰澄が山頂に奥宮を祀ったことに始まり、加賀・越前・美濃の三つの馬場(参拝拠点)が設けられ、多くの信仰者を集めました。同神社は地域の精神的中心地として今も大切に守られ、白山と里を結ぶ信仰の要となっています。

