
牛首トンネル
石川県河北郡津幡町の旧道にある牛首トンネルは、正式名称を宮島隧道といい、1928年(昭和3年)に竣工した石川・富山県境をつなぐ県道上の隧道で、狭い坑道と暗さが特徴です。訪問者の投稿では、夜中に通りかかった際に明かりのない建物の窓に光が見えたこと、スマホのカメラが勝手に起動して何枚も撮影されたことが報告されています。ネット上では、車に乗り込んでくる老婆の霊や、落ち武者に追いかけられる、ライトを消して点灯し直すとガラスに血の手形が残るといった噂が語られてきました。トンネル内の地蔵が血の涙を流すという話も広まっていますが、この地蔵は訪れた者によって何度か首を落とされ、現在のものは作り直された後のものとされます。焼身自殺した人物の怨念が由来とする噂もあるものの、そのような事件があった記録は確認されていないとの指摘があり、テレビの心霊番組で繰り返し取り上げられたことが心霊スポットとしての知名度を高めた面が大きいとされています。トンネルの構造上、照明が限定的で真っ暗な空間が広がる環境は、訪問者の知覚や機器の挙動に影響を与える可能性があります。トンネルは管理者が存在する旧道で、車一台分の幅しかなく途中で引き返せない上、冬季は積雪により通行止めとなる区間で老朽化も進み、深夜の通行は落石や対向車との接触事故の危険があります。訪れる場合は日中の通過にとどめ、近隣の生活道路としての配慮が必要です。