
座間市旧米軍キャンプ座間の怪
神奈川県座間市と相模原市にまたがるキャンプ座間は、1937年に東京から移転してきた旧陸軍士官学校の跡地である。昭和天皇による命名「相武台」のもと、終戦まで800名を超える学生が教育を受けた施設だった。1945年9月、米陸軍第1騎兵師団が進駐し、1950年に米陸軍第8軍司令部が設置されて現在に至る。 広大な敷地には、昭和天皇の行幸時に揮毫された相武台碑、終戦時に埋設されたが後に復旧された陸軍大臣杉山元の碑文、かつて士官学校生が朝礼で参詣した雄健神社跡の鳥居(1985年再建)など、戦争と和平の重層が刻まれた遺構が残されている。富士山公園内の遙拝所方位盤は、学生たちが毎朝、各方向の聖地に向けて礼をした場所である。 現在、キャンプ座間に関連した心霊現象の報告は、フェンス沿いの坂道で深夜に号令のような声を聞く、懐中電灯が明滅する、人影が見えるといったものとして、ネット上で散発的に言及されている。しかし確実に検証された事件や統一的な被害報告はなく、具体的な根拠は不明である。
