群馬県の廃墟・残骸系 心霊スポット
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上州の山々と利根川に抱かれた群馬県は、明治の鉄道開通と峠越えの労苦が刻まれた地である。明治期に碓氷峠を貫いた旧熊ノ平駅では昭和の落盤事故で死者を出し、レンガ造りのめがね橋には工事犠牲者の影が漂う。新田義貞の故地でもある旧三国峠、地元で最恐と語られる畑トンネル——峠と鉄路に染みついた労働者と武者たちの記憶は、今もこの上州に息づいている。 廃病院・廃校・廃工場は、人の営みが途絶えた瞬間の空気を凍結したまま朽ちていく場である。閉鎖の理由となった事故・経営破綻・集団的記憶の挫折が、剥落した壁や錆びた寝台に染みつき、訪れる者の足音だけがかつての日常をなぞる。


