下仁田トンネル(小坂坂トンネル)
下仁田トンネル(正式名称:小坂坂トンネル)は群馬県甘楽郡下仁田町下仁田に位置する、全長約100メートルの旧トンネル。素掘りの岩肌をコンクリートで補強した構造で、内部に照明設備がなく、日中でも出口の光がほとんど届かないほどの暗闇が続く。手掘りゆえに壁面は凹凸が多く、足音や声が反響しやすい環境になっている。このトンネル周辺では、暴行事件や、車から顔を出した若い女性がトンネル上部の岩に頭を打って死亡したといった事件が起きたとする話が伝わっているが、いずれも具体的な記録は確認されていない。一方、幕末期にはこの付近を水戸藩を脱藩した天狗党が進軍し、追跡していた高崎藩兵との間で死者が出たとされる下仁田戦争の記録が残る。トンネルのすぐ近くには火葬場があり、これが霊の噂と結び付けられる要因の一つとされる。訪れた者からは、暗闇の中で人の話し声や別の足音、オーブのような発光現象を体感したという報告が複数寄せられている。


