
北関東自動車道・事故多発地点
群馬県前橋市を通る北関東自動車道は、群馬・栃木・茨城の三県を東西に結ぶ重要な幹線高速道路であり、前橋インターチェンジ付近は通行量と合流・分岐の多い区間として広く知られている。沿線は赤城山系から吹き下ろす季節風を直接受ける開けた地形で、夜間は周囲の灯りが乏しく、ヘッドライトの届く範囲の外で視界が急激に変化する区間としても、地元のドライバーや物流関係者、緊急車両の運転者の間で広く認識され、注意を要する区間として日常的に語られている土地である。 寄せられる体験談で繰り返し語られるのは、深夜の単独運転中、本線上の前方の路肩付近に白い人影のような輪郭が一瞬立っているように見える、というものである。視線を戻すと既に何もなく、後続車の運転手も同様の現象を見たと後で口にした、路肩付近の暗がりに複数の影が並んで佇んでいるように感じた、車載ラジオが断続的に途切れた、ハンドルが軽く引かれたように感じたと話す事例も伝えられている。 地元では、交通事故で命を落とされた方々への弔いが静かに重ねられており、現象の語りもまた、安全運転の啓発と物故者の記憶を結びつける役割を担っている側面が強くあり、沿線の慰霊の祈りも続いている。 高速道路本線上での停車や徒歩立入は重大事故に直結し、絶対に行ってはならない。心霊目的の路上探訪は厳に控え、通行の際は速度と車間を十分に守り、過去の事故で亡くなられた方々への深い弔意を胸に静かに通過すること。
