静岡県の廃墟・残骸系 心霊スポット
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富士山と駿河湾、東海道の要衝を抱える静岡県は、徳川家ゆかりの地でありながら街道の闇も濃く宿す土地である。明治の旧街道に残る旧小峰トンネル、三河との県境を貫き多くの怪異譚を生んだ旧本坂トンネル、富士樹海の静寂、そして駿河湾沿いに点在する海難者の供養塔——東海道を歩いた無数の旅人と落人たちの足音が、霧深い峠道に今も微かに響いている。 廃病院・廃校・廃工場は、人の営みが途絶えた瞬間の空気を凍結したまま朽ちていく場である。閉鎖の理由となった事故・経営破綻・集団的記憶の挫折が、剥落した壁や錆びた寝台に染みつき、訪れる者の足音だけがかつての日常をなぞる。
