静岡県の路上・交差点系 心霊スポット
2スポット
富士山と駿河湾、東海道の要衝を抱える静岡県は、徳川家ゆかりの地でありながら街道の闇も濃く宿す土地である。明治の旧街道に残る旧小峰トンネル、三河との県境を貫き多くの怪異譚を生んだ旧本坂トンネル、富士樹海の静寂、そして駿河湾沿いに点在する海難者の供養塔——東海道を歩いた無数の旅人と落人たちの足音が、霧深い峠道に今も微かに響いている。 事故多発地点や行き止まりの路地は、近代以降の急死が集積する新しい怪異の温床である。古くは首塚・処刑場・辻斬りの場として血を吸った土地が、舗装の下で記憶を失わぬまま残り、車のライトが横切る一瞬に、見えぬ何かを照らし出す。

