静岡県の集落・廃村系 心霊スポット
静岡県の心霊文化
富士山と駿河湾、東海道の要衝を抱える静岡県は、徳川家ゆかりの地でありながら街道の闇も濃く宿す土地である。明治の旧街道に残る旧小峰トンネル、三河との県境を貫き多くの怪異譚を生んだ旧本坂トンネル、富士樹海の静寂、そして駿河湾沿いに点在する海難者の供養塔——東海道を歩いた無数の旅人と落人たちの足音が、霧深い峠道に今も微かに響いている。
集落・廃村という場所
離村・廃村は、共同体の記憶が誰にも継承されぬまま凍りついた沈黙の地である。過疎、ダム建設、災害による強制移転が住人を奪い、神社や墓のみが残された山中で、祭祀を失った土地神が行き場を求めてさまよっていると語られてきた。