
公園・城址·三重県 四日市市
鵜の森公園(鵜森神社・浜田城址)
四日市市中心部にある鵜の森公園は、室町時代に田原忠秀が築いた浜田城の跡地である。天正3年(1575)6月、城主田原元綱は織田信長の家臣・滝川一益の攻撃を受けて敗れ、討死したと伝わる。落城後、旧臣たちが城跡に鵜森大明神(現・鵜森神社)を建て、忠秀以下四代の霊を祀ったとされる。園内では造成の際に由来不明の墓石が見つかったこともあるという。また昭和20年(1945)6月18日の四日市空襲による犠牲者を悼む殉難碑も、昭和55年(1980)に園内へ建立されている。こうした経緯から、公園には討ち死にした武者の霊が今も現れるとの噂があり、正体不明の少年の霊が現れるとの噂も一部で語られている。ただし目撃談を裏付ける具体的な記録は乏しく、噂の域を出ないとの指摘もある。